マイケル・ジャクソンの父親ジョー・ジャクソンが、息子の遺産から毎月自分に手当が支給されるよう申請を行っている。
現在81歳のジョー・ジャクソンは訴えの中で、マイケルは亡くなるまで長年にわたって自分のことを経済的に援助してくれていたと主張している。自分が何とかやりくりしていくためには毎月2万ドル(約180万円)が必要だが、現在は州からの給付金1,700ドル(約15万円)しか受け取っていないという。必要な費用の内訳としては、ラスヴェガスの自宅の家賃、外食費、航空機による旅費、ホテルでの宿泊費などを挙げている。
彼の弁護士は、6月25日のマイケルの急死以来、遺産管理側は1億ドル(約90億1,000万円)に上る収益を得ているではないかと指摘している。
マイケル・ジャクソンの遺言書から父親への遺産分配が除外されていたのは有名な話。母親と子どもたちのための条項は設けられており、毎月の手当の支給が先月正式に認められた。
ジョー・ジャクソンの申請を審査する聴聞会は来年早くに行われると見られている。遺産管理側の弁護士ハワード・ワイツマンは、「請求の話を聞いて大変驚いている」とコメントしている。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
マイケル父、遺産から月々の手当を要求
2009.11.09 23:58