オアシス、ブラーと並び90年代のブリット・ポップを象徴するバンド、ザ・ヴァーヴの再結成が発表された。同時に、11月に行われる6公演にわたる再結成ツアーの日程も明らかになった。発表されたのは、バンドのフロントマン、リチャード・アシュクロフトの公式サイト。また新生ザ・ヴァーヴの公式サイトとMySpaceの公式サイトが新たに開設された。
それらのサイトによれば、リチャードのほか、ギターのニック・マッケイブ、ベースのサイモン・ジョーンズ、ドラマーはピーター・サリスベリーという、オリジナル・メンバーでの再結成となる。もう1名のオリジナル・メンバー、ギター&キーボードのサイモン・トングの名前はないが、現在参加している、ブラーのデーモン率いるバンド=ザ・グッド、ザ・バッド、アンド・ザ・クイーンの活動が多忙なため、との見方もされている。
ザ・ヴァーヴは、1989年に結成され1993年に『ア・ストーム・イン・ヘヴン』でアルバム・デビュー。1995年に『ア・ノーザン・ソウル』を発表後、バンド内の不和が原因で事実上解散状態となっていたが、1997年3作目『アーバン・ヒムズ』をリリースし復活を遂げた。『アーバン・ヒムズ』は世界的なヒットを記録するが、1998年にギタリストのニックが脱退、1999年惜しまれつつ解散した。
先週再結成メンバー4人でレコーディングをスタートさせたといい、夏の休養をとった後、新アルバムを完成させるべく、レコーディングを再開させるという。
ザ・ヴァーヴが再結成!
2007.06.27 20:18