エディターズのセカンド・アルバム『アン・エンド・ハズ・ア・スタート』が、7月2日付英アルバム・ウィークリー・チャートで、バンドのキャリア史上初となる1位を獲得した。
エディターズは、2003年結成された4人組ギター・バンド。デビュー・アルバム『ザ・バック・ルーム』は、英アルバム・チャートで2位を記録、全世界で100万枚を売り上げている。叙情的なメロディ、ダークなサウンドやヴォーカルのトム・スミスの声域がジョイ・ディヴィジョンの故イアン・カーティスの歌声を連想させることから、ジョイ・ディヴィジョンなどと比較されることも多かった。しかしデビュー・アルバム『ザ・バック・ルーム』で多彩な表情をみせ、エモーショナルなライブ・パフォーマンスの評判も相まって、シングル・デビュー時よりもファン層の幅も広がり、じわじわとバンドの評価は高まることとなった。
6月27日に日本でも発売されたセカンド・アルバムは、デビュー・アルバムに垣間見られたインディ・ロック的な荒削りな要素が抑えられ、表現の幅を広げポップかつダイナミックなサウンド・スケープを描きだしている。エディターズのさらなる飛躍を予感させる一枚だ。なお、エディターズはサマーソニック07に出演する予定となっている。
エディターズが英アルバム・チャートで1位に
2007.07.02 22:24