現在、服役中のリル・ウェインだが、08年のヒット曲“ア・ミリ~俺はミリオネア”のプロデューサーから50万ドル(約4600万円)もの訴訟を起こされていることがわかった。
プロデューサーとしてはバングラデッシュの名で通っているショーンドレイ・クロフォードが訴えを起こしたのはプロデューサーとしての印税が未払いだったからだという。バングラデッシュがヴァイブ誌に語ったところによると、自分の収入を唯一確保できる方法はリル・ウェインも経営に参加しているレーベル、キャッシュ・マニーを訴えるしかなかったと説明し、レーベルの支払い態度に疑問を呈した。
「キャッシュ・マニーは印税を支払おうとしないんだよね」とバングラデッシュは説明する。「『ザ・カーターⅢ』がリル・ウェインの最大のアルバムとなったのは“ア・ミリ”のおかげだと言えなくもないんだけどね。訴えて払わせなきゃならないんだよ」。
「アルバムの売り上げはすべてキャッシュ・マニーに行くことになってるんだ。俺はね、ソニーからはビヨンセの作品の小切手をちゃんともらってるし、ほかのレコード会社からもそれぞれのアーティストについて小切手をもらってるんだよ。普通は待ってれば来るものなんだけどね。連絡したり、訴えたりする必要なんかないんだよ。こっちの貸しなんだからさ」
(c) NME.COM / IPC Media 2010
獄中のリル・ウェイン、プロデューサーから訴えられる
2010.05.10 22:30