「楽しめたんですよ、バンド活動を。音楽活動っていうものを」
the HIATUS の2ndアルバム『ANOMALY』から、ツアー『ANOMALY TOUR 2010』まで、細美武士が全てを振り返る超ロング・インタビューを2ヶ月連続で実施。掲載は「ROCKIN’ON JAPAN」の12月号(10月30日発売)と1月号(11月30日発売)。アルバム『ANOMALY』から『ANOMALY TOUR 2010』終了までを、細美の自分自身の物語と、the HIATUSというバンドの物語というふたつの側面から語る。
12月号のインタビューで、ツアー中盤の新木場STUDIO COASTの1日目と2日目の間に、「ものすごい大きな転換のポイント」があったと細美は言う。
「コーストの初日は、自分をいかにして抹殺するかに突進して。ギターを弾いてるというよりは、1ストロークのたびに自分の顔面を殴りつけてる気分だった」という1日目から、2日目の「ステージに上がったら死ぬほど楽しかったんですよね」という境地まで、細美はいかにしてたどり着いたのか。その闘いの過程を全て明かした。
さらに細美はインタビュー中、以下のように語っている。
「確実にみんなが感じてるはずのこの見えない重苦しい空気と、音楽で闘ってる」
「the HIATUSは常に新しいんですよ。昨日は精一杯生きて、楽しくて。で、眠って起きたら違う人間同士になってまた集まって」
また誌面には撮り下ろし写真も掲載。12月号、1月号ともに要注目だ。