パラモアのボーカルのヘイリー・ウィリアムズは前作『ブラン・ニュー・アイズ』に収録されている歌詞の大半が今はもう脱退したギターのジョシュ・ファッロとの交際と決別に触発されたものだったことを認めている。
MTVとのインタビューでヘイリーはその体験が「いつも顔をブーツで踏まれてるような気分だった」と説明している。
ヘイリーはさらにこう語っている。「あの作品の曲の大半はあの時のわたしたちの関係と、その後繕っていかなきゃならなくなった関係とすごく関わってるものなのね。やっぱり、すごく大変で、っていうのももともとは友達だったし、それが別れることになって、それからどんなバンド内のテンションでも、すべて歌詞に表れるようになったわけ」。
これまでヘイリーは自分の歌詞がジョシュとの関係を反映したものであるかどうかについて語るのを頑なに拒否してきたが、今はどの歌詞も当てつけや非難として書いたものではないと強調している。「あのアルバムの一番言いたかったところは、実はそういうことは言わないということだったのね」とヘイリーは説明する。
「むしろ、誰かとの関係や家族との関係とかで同じようなことを感じている人を力づけるものになったらいいなあっていうね。それでなくても、なんか自分が被害者にされているように感じる時ってすごくへこむもんだしね」
ヘイリーとジョシュはファースト『オール・ウィ・ノウ・イズ・フォーリング』の制作時から数年間、交際していたとされている。
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