オリジナル・メンバーのジョシュとザック・ファッロが昨年末に脱退したパラモアは、いよいよ今年の年末から2009年の『ブラン・ニュー・アイズ』に続く新作制作に着手することを明らかにしている。
バンドはファッロ兄弟抜きで初めて制作したシングル“Monster”を6月3日にリリースしていて、ボーカルのヘイリー・ウィリアムズはこの勢いのままアルバムを制作したいが、作曲作業はまだ始まったばかりだとBBCラジオに語っている。
ヘイリーはこう語っている。「新しいアルバムの曲作りをちょうど始めるところで。だから、バンドを新しくしていくことの核心部分をこれから始めるわけね。来年の早いうちにはアルバムを出したいと思うから、できれば、2011年の終わりくらいからレコーディングを始めたいかなっていう感じ」。
さらにヘイリーはジョシュとザックが抜けてからの半年間については「すごく、もう本当にクレイジーな半年間だったけど、一番よかったことは、ファンからこんなに支えてもらっていたんだってわかったことだったかな」と語っている。
さらに早くライブにもいそしみたいと語っていて、いつイギリスに戻ってこられるのかと訊かれてヘイリーはこう答えている。「すぐには無理かな。わたしはもうすごいいつでも行けるのに。今年はライブが15本しか予定してなくて、ほんと、イケてなさすぎだから。家でやることもないし、髪の毛引きちぎって頭おかしくなってるし!」
なお、“Monster”は7月6日にリリースされるサントラ盤『トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン』にも収録される。
(c) NME.COM / IPC Media 2011