ブラック・サバス再結成から離脱したビル・ウォード、今後の再結成に加わりたいと語る

ブラック・サバス再結成から離脱したビル・ウォード、今後の再結成に加わりたいと語る

今年の夏のブラック・サバス再結成から外されたオリジナル・ドラマーのビル・ウォードが再結成にあらためて加わりたいと語っている。

カルチャー・サイトのヴァイス・コムでイーグルズ・オブ・デス・メタルのジェシー・ヒューズの取材を受けたビルは、これまで何度かライヴを行ったブラック・サバスと和解できたら嬉しいと表明し、バンドの一員として加わりたいと次のように語っている。

「もしブラック・サバスにまだ余命があるんだとしたら、俺もその一員になりたい」と語り、ビルはさらにこう続けている。「俺はハード・ロックをやりたいんだ。俺はラウドなドラムを叩きたいんだ。テリー(ベースのギーザー・バトラー)と演奏するのが大好きだし、オジー(・オズボーン)と演奏するのも大好きだし、トニー(・アイオミ)と演奏するのも大好きなんだ。トニーが轟音のようなコードで演奏を始めると、まだみんなが18歳だった頃と同じように背筋がぞくっとするんだよ」

ブラック・サバスは昨年11月にオリジナル・ラインナップで再結成してレコーディングとツアーを行うことを発表したが、その後、ビルが条件面でバンドと折り合わず再結成から離脱したことを明らかにしていた。

その一方で、ギーザーはビルが要求してきた条件は「冗談みたいだった」としていて、ビルが小出しにインターネットにバンドへの不満を明かしていたことを皮肉って「サバスの再結成がネットでくだらないドラマのようになってきているのが残念だ」と語ったと音楽サイトのブラバーマウスが伝えていた。

ただ、その後、トニーが癌を発症していることが明らかになり、夏のツアーは大半がオジーとギーザーとスラッシュなど友人のギタリストらによるツアーへと変更となり、トニー、オジー、ギーザーは代役のドラムとともにブラック・サバスとして、ダウンロード・フェスティヴァル、故郷のバーミンガム公演、そしてロラパルーザ・フェスティヴァルと3回のライヴを行った。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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