デイヴ・グロールにアイドル・グループ、ブルーのリー・ライアンがパーティを台無しにしてないと抗弁

デイヴ・グロールにアイドル・グループ、ブルーのリー・ライアンがパーティを台無しにしてないと抗弁

イギリスのアイドル・グループ、ブルーのリー・ライアンはデイヴ・グロールが行ったサウンド・シティ・プレイヤーズのロンドン公演の打ち上げを酔っ払って台無しになどしていないと語っている。

リーはデイヴに酔っ払ってしつこく絡み、会場からつまみだされそうになったと先週報じられているが(http://ro69.jp/news/detail/79910)、それは事実ではないとリーは反論している。デイヴは『NME』に次のようにリーについて語ったとされていた。

「打ち上げに来てたイギリス人の歌手で完全に出来上がっちゃってるやつがいてさ。もういっそのこと放り出してやろうかと思ったよ。ブルーっていうグループらしいんだけど、聴いたことある? 自分が何百万枚とレコードを売ってきたんだって繰り返して、しつこくてさ。俺も『へー?』『マジ?』『きみが?』って対応するので精一杯だったよ」

これに対してリーは音楽サイトのデジタル・スパイで次のように説明している。

「デイヴからもメッセージをもらったよ。『そんな発言はしていない』ってね。ぼくのアシスタント経由でメッセージのやりとりをしたんだけど『リーには申し訳ないと伝えてほしい。どこでそんな話が出て来たのかわからないけど、リーは本当にいいやつだし、俺はリーを愛していると伝えてほしい』と言ってもらえてるし」

さらにリーはその時の状況を次のように説明している。

「デイヴとぼくは、バーでショットの飲み競べをやっていて、これが最高に楽しかったんだ。デイヴはぼくには伝説的な人だからね。ぼくは別にあの日のパーティを台無しになんかしてないよ。その他大勢と同じでへべれけになってただけで。だから、デイヴはきっと次のように発言したんじゃないのかな。『リーは頭がイカレてるくらいに出来上がってたよ、俺と同じようにね』ってね」

また、リーはたとえ酔っ払って店からつまみだされたとしても自分としては恥ずかしくもなんともないとも語っている。

「正直に言っちゃうと、そうなっても楽しいだけだよ。実際、何度かパーティからつまみだされたことがあるんだけど、それだけ酔っ払っちゃうのって楽しいよ。お帰りくださいと言われるのって最高だよ。『ここを出ろ! 酔っ払い過ぎだろうが!』って言われたら『キターッ』って感じだよ」

ただ、セレブリティとしてのライフスタイルについて理解を得られないことが多いことについては次のように嘆いている。

「自分の状況が見えなくなることが多いし、そういう時に誰に相談すればいいのかもわからないものなんだ。有名であることがどういうことなのか、普通の人には誰にもわからないからすごく難しいんだよ」

「みんなこっちが泣き言を言っているだけだと思って、『女の子を手当たり次第に漁って金も山ほどもらってるシャンパン・ライフスタイル送っておきながら何を文句垂れてんだ、そんなことでグダグダ言ってんじゃない』って言うんだけど、でも、みんなこの生活の現実をわかってないんだよ」
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