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    ブラック・サバスの新作『13』のトラックリストが公開に

    ブラック・サバスの新作『13』のトラックリストが公開に

    6月11日にオリジナル・ラインナップ3人による新作『13』をリリースするブラック・サバスだが、リスニング・パーティ開催を経てニュー・アルバムのトラックリストが明らかになっている。

    アルバムは8曲を収録していて、先行シングルは9分近い長さの"God Is Dead?"となるが、さらにアルバムの冒頭を飾り、8分越えの"End of the Beginning"は、刑事ドラマ『CSI:科学捜査班』の今シーズンの最終話でも披露される予定となっている。放送日は5月15日で、テッド・ダンソンとマーク・ヴァンの二人が演じる捜査官が「ダンテの『神曲』のうちの『地獄篇』で描かれる罪過と恐ろしい符合を示す連続殺人事件の捜査」の一環としてブラック・サバスのライヴに赴くことになり、ここでバンドは"End of the Beginning"を披露する。

    なお、『13』はオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーというブラック・サバスのオリジナル・メンバーの3人が揃った作品としては、1978年の『ネヴァー・セイ・ダイ』以来35年ぶりの作品となっている。当初はロスアンジェルスで制作が始まったが、その後トニーにリンパ腫がみつかったため、その治療のためイギリスに場所を移して制作が続けられていた。

    プロデューサーにはリック・ルービンが迎えられていて、契約条件のこじれから離脱したオリジナル・ドラマーのビル・ウォードの代わりに、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクらがレコーディングに参加している。

    また、リリースはCD通常盤、ボーナス・トラックなどを含んだCD2枚組のデラックス盤、観音開きジャケットの2枚組アナログ盤、そしてドキュメンタリー映像作品『Black Sabbath- The Reunion』も収録したスーパー・デラックス・ボックス・セットの各フォーマットが用意されている。

    なお、アルバム収録曲数は8曲だが、"End of the Beginning"、"God Is Dead?"などの8分越えの楽曲のほかにも3曲が7分を越えていて、大作となった楽曲が多く揃っている。バンドは4月20日からオセアニア・ツアーに乗り出し、5月12日には幕張で行われるオズフェストでヘッドライナー出演を飾る予定だ。

    『13』のトラックリストは以下の通り:
    'End of the Beginning'
    'God is Dead?'
    'Loner'
    'Zeitgeist'
    'Age of Reason'
    'Live Forever'
    'Damaged Soul'
    'Dear Father'

    (c) NME.COM / IPC Media 2012
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