ファレル・ウィリアムズ、たとえタンバリンだけでも一緒にやりたいとダフト・パンクに語ったと明かす

ファレル・ウィリアムズ、たとえタンバリンだけでも一緒にやりたいとダフト・パンクに語ったと明かす

5月22日(水)に新作『ランダム・アクセス・メモリーズ』をリリースするダフト・パンクだが、新作にヴォーカルとして参加しているファレル・ウィリアムズが新作のコラボレーター・インタヴューの第4弾に答えている。

インタヴューでファレルはダフトの二人との馴れ初めを次のように説明している。

「マドンナのパーティで会ったんだよ。二人は『今ちょうどやってるものがあるんだよね』と匂わせてきたから、『なんか必要があったらなんでもやるから声かけて。タンバリンだってやるよ』って言ったんだよ」

その後、パリでダフトの二人と合流したファレルは新しい音源のひとつを聴かせてもらったが、それはナイル・ロジャーズがギターを弾いているもので、ほぼ出来上がっているものだったせいで聴かされている目的がよくわからず、「これのなんかが気に入らないの?」と訊いたところ、そのトラックで歌ってほしいのだと要請されて驚いたとか。

今回のコラボレーションについてファレルは「音楽、それも音楽の活き活きとした要素が人を突き動かしていたマジカルな時代にアメリカとヨーロッパから同時に戻ろうとする不思議な体験だったよ」と語っている。

さらに『ランダム・アクセス・メモリーズ』を聴く最適なシチュエーションを次のようにファレルは説明している。

「車の中でだね。彼女と一緒にビーチに乗り付けて、そのまま流すんだ。この音楽は3Dを越えて4Dなんだよ。だから、この音楽を楽しむのにMDMAは必要ないんだ」

なお、ダフトの二人とナイル、ファレルのコラボレーションとなった"Get Lucky"のプレヴュー映像が先週末のコーチェラ・フェスティヴァルの会場で流され話題を呼んだが、アルバムには他にジョルジオ・モローダー、トッド・エドワーズ、パンダ・ベアー、チリー・ゴンザレズらが参加していると伝えられている。

また、インタヴュー・シリーズにも登場したハウス・プロデューサーのトッド・エドワーズは新作は「すでに未来の名トラック集なんだ」と語り、「誰も特に注目していない時代に戻っているんだ」「あらゆるレヴェルで自分たちのヴィジョンを実現させてるんだ」とトーマとギ=マニュエルについて語っている。

ダフト・パンクの新作についてファレルが語るインタヴューはこちらから→→

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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