ダフト・パンク、"Get Lucky"は新作『ランダム・アクセス・メモリーズ』の祝祭的な内容を要約していると語る

ダフト・パンク、"Get Lucky"は新作『ランダム・アクセス・メモリーズ』の祝祭的な内容を要約していると語る

5月22日(水)に待望の新作『ランダム・アクセス・メモリーズ』をリリースするダフト・パンクだが、シングル"Get Lucky"は新作の祝祭的な内容を体現した曲だと語っている。

オーストラリアのラジオ局、トリプルJの取材を受けた二人は、"Get Lucky"がこのアルバムの楽観的な雰囲気を要約したような曲だと説明していて、トーマ・バンガルテルは次のように語っている。

「このアルバムに収録された曲すべてについて言えることなんだけど、この曲はものすごくオーガニックな作品なんだよ。音楽の様々な世代の架け橋になっているもので、ナイル・ロジャーズは70年代から80年代にかけてのアメリカのダンス・ミュージックとR&Bを象徴していて、ファレル・ウィリアムズも同じものを90年代から00年代にかけて象徴しているんだよね。こうした時代を繋げることで、現在の音楽、そしてできれば未来の音楽を生み出せたらおもしろいなと思ったんだ」

「この曲はなんかしらの形でこのアルバムの発想、つまり、チームとなってクォリティの高いポップ・ミュージックとダンス・ミュージックを作るという考え方、そしてつまるところは気持ちよさについての考え方を要約しているんだよ」

「このアルバムの背景にあるいろんなアイディアは、どれも祝祭についてのものなんだ。結果的に祝祭的で楽観的な歌詞を伴った、とても楽観的な作品となっているわけだけど、作品が送り出される世の中はさほど楽観的ではなくて、どこかもっとシニカルでむしろ悲観的でさえあるよね」

なお、ダフト・パンクは『ランダム・アクセス・メモリーズ』のリリースを受けてライヴを行う予定はないことを5月10日に明らかにしている。アルバムには他にザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカス、チリー・ゴンザレス、ジョルジオ・モローダーらも参加している。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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