マムフォード・アンド・サンズが昨年リリースしたアルバム『バベル』のセールスが再び急上昇している。これは彼らがヘッドライナーを務めた先週末のグラストンベリー・フェスティヴァルの反響によるものと見られている。

7月2日時点での全英チャートの集計によると、現在の売り上げを維持すれば今週末のウィークリー・チャートで『バベル』は再び1位に返り咲くことが予想されている。

『バベル』はマムフォードのグラストンベリー出演後、前週に比べて384％売り上げがアップした。また、彼らが2009年にリリースしたデビュー・アルバム『サイ・ノー・モア』も37位から8位に急上昇し、こちらも360％の売り上げアップとなっている。

グラストンベリー効果はマムフォード以外のヘッドライナー、アークティック・モンキーズとザ・ローリング・ストーンズのセールスにも及んでいる。

アークティック・モンキーズのデビュー・アルバム『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』（2006）は前週比8,431％アップし、最大の上げ幅を記録した。

ストーンズのベスト盤『GRRR! ~グレイテスト・ヒッツ 1962 - 2012』は334％、『ジャンプ・バック〜ザ・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ』も112％の上昇となった。
また、今週半ば時点での全英アルバム・チャートは、トップ40のうち19枚がグラストンベリーに出演したアーティストの作品となっている。

マムフォード・アンド・サンズのグラストンベリーのセットリストはこちら。
'Lovers' Eyes'
'I Will Wait'
'Whispers In The Dark'
'Winter Winds'
'White Blank Page'
'Timshel'
'Little Lion Man'
'Lover Of The Light'
'Thistle And Weeds'
'Ghosts That We Knew'
'Hopeless Wanderer'
'Holland Road'
'Roll Away Your Stone'
'Awake My Soul'
'Dust Bowl Dance'
'Babel'
'The Cave'
'With A Little Help From My Friends'