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初日のギャラクシー2もいよいよ終盤。あがりっぱなしのキッズの勢いをがっつり受け止められるのはこのバンドしかいないでしょ、生の真髄をメロディック・ミクスチャーにぶっこむ10-FEET!「いくぜえー!」と威勢のいいTAKUMAの雄叫びからスタートするは “EVERY”。いつもライヴのどアタマにやることが多い曲だ。こっから続くセットもいつもの10-FEETの凝縮版といった趣きだったけど、これはあえて「いつも」をこの場でやることで自らのマックスを出し尽くそうとしてたんじゃないんだろうか? そう思わずにはいられないほど、でっかいステージの上で水を得た魚のように動き回りキッズをアオるフロント2人。“nil?”では「うおおおおおお!」と気迫に満ちた叫びで場を圧倒、“RIVER”ではもはやキッズのスタンダードたる曲力を発揮しフロアに拳の波を生む。そして、それだけじゃ足りんとばかりにフロント2人、なんとステージの下に降りてます! 「必ずストレス発散していけ」とTAKUMAが呼びかけた“CHOICE”ではその場の全員の「エーオー!」って声がギャラクシー2空間を包み込む。そして彼らは、終わりそうで終わらせない恒例のフリまでしーっかりやって帰っていった。ほんっと、ダイヴが巻き起こる前方から手をかざしジャンプする後方まで、そして最初から最後までどこもかしこもめちゃくちゃハッピーが弾けてた。シリアスなメッセージをも噛み砕いて愛と笑いに変えてしまう彼らの魅力が最大限に発揮されていたんだ。キミは浴びたか!? この「マックスに振りきれた生のパワー」、これこそが10-FEETの真髄だ!(高橋美穂)
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「面白かった!」と 東京からのオフィシャルTシャツの2人組 |
10-FEET のCOUNTDOWN JAPANクイックレポートアーカイブ