サカナクション、山口くんのインタビュー終了

サカナクション、山口くんのインタビュー終了

約4年半前に僕は、彼にシングル『アルクアラウンド』のインタビューをした。
そのあとも何度も深い話をしているのだが、今日はそのときの続きの話ができたような気がした。

サカナクションの音楽は、あまりに孤独でときに暴力的になる僕ら=リスナーの心を光へと導いてくれる。
そこがサカナクションの音楽のロックなところで、彼らのファーストシングル『セントレイ』とセカンドシングル『アルクアラウンド』は、それを高純度かつ戦略的に表現することに全エネルギーが注ぎ込まれたシングルだった。
だからこそこの2枚のシングルがリスナーにもたらしたインパクトは特別だった。

10月29日にリリースされる彼らのニューシングル『さよならはエモーション/蓮の花』も同じ構造を持っている。
ただ、そこには今のサカナクションだからできるやり方と、今のサカナクションだからこうやるべきだというミッションがあり、それを形にすることによって『セントレイ』『アルクアラウンド』とは大きく違う表現の、純粋で強烈なインパクトを持つ新たなサカナクションのロックが生まれた。

あと詳しいことは、彼と直接いろいろなことを確認し合った11月19日発売CUT掲載のインタビューをお楽しみに。
渋谷に戻ったらスクランブル交差点にも大きな山口一郎がいた。(古河)
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