日本でも約20年にわたって上演されてきた本作。2010年からヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを演じている山崎さんですが、これまでの公演をこう振り返ってくれました。
ミュージカルに軸足を置きつつも、ドラマ、映画、CMなど、次々と活躍の場を広げる山崎さん。今後のことを訊ねるとこんな答えが自分が抜擢された時には、技術的にも精神的にも、足りていないと思いながらも、とにかく演出家に言われたことを必死でやって、しがみついていくような状態でした。それが回数を重ねるごとに、自分のやりたいことや自分の中でしっくりくる瞬間がどんどん増えていって、自分としては前回の『モーツァルト!』で初めて、本当の意味で楽しみながらこの役をできた感覚があったんです
インタビューはリモートで行われたのですが、画面越しにも伝わる熱い思いに、山崎さんのこれからが、そしてミュージカル『モーツァルト!』がますます楽しみになりました。インタビューの全容と、シックでクールな撮り下ろしは、ぜひ誌面をチェックしてください!(山田江里子)ミュージカルが僕を育ててくれたし、ホームグラウンドだと思っているんだけれども、特にこれからの時代は僕の職業にかかわらず、ひとつの職業という概念じゃなくていいと思っているんです。その人が輝ける仕事であれば、何をやったっていい。僕は、どこに行っても輝ける人間でありたいんです
CUT4月号は以下にて購入可能です。