8月19日発売のCUT9月号にて、杉野遥亮さんのインタビューを敢行しました!
今までもCUTに登場してくれていた杉野さんですが、意外にもソロでのロングインタビューは初めて。
ということで、初舞台『夜への長い旅路』の千秋楽を終えての気持ちから、9月から配信が始まるドラマ『僕の姉ちゃん』を演じて見えた思いまで、じっくり訊きました。
初めての舞台はどうだったかという質問に対して、「やりきったという実感が徐々に湧いてきているところではありますが、終わった感じはまだしていないんですよね」と、まだその世界観を引きずっている自分がいたという杉野さん。
会話劇でセリフの量も膨大だったので、それをひと公演3時間半やりきったことで、自信には繋がりました。でも、じゃあ舞台がドラマや映画とどう違ったかは、今はまだうまく言葉にできなくて……(共演した)大竹(しのぶ)さんと話していた時、「ドラマと舞台は違うからね」という言葉をもらって、「違うことはわかるけど、何が違うんだろう?」って思ったんです。その時は、僕も「そうですね」って答えちゃったんですけど、その後でもう一回大竹さんが言う違いってなんなんだろうって考えて、「すみません、ちょっと知ったかぶりしました。どういうことですか?」って聞きに行きました(笑)
ドラマ『僕の姉ちゃん』で演じた順平は、自分に近い部分もあり、演じやすかったといいます。
特別なことはしていなくて、自分の中にあるものから作ることができたかなと。順平は僕よりももっと柔らかい気がするけど……。自分っていうものがしっかりしてくると、いろいろ考えて跳ね返したり受け入れたりすることができると思うんですけど。(中略)僕もかつてそうだったし、今だってそういう一面が残っているし、似ているなと思いました。特に、順平のような社会人1年目とかの時期って、ちょうどそういう時期だと思うんです。でも、自分の中に核を見つけたら、必要なものと要らないものを選択できるようになるんじゃないかな。
常に役と芝居に向き合いながら、自分自身のあり方を模索し続けている杉野さんの生き方がひしひしと伝わるインタビューになっているかと思います。
そんな等身大でナチュラルな、今の杉野さんを撮り下ろしたフォトストーリーもお見逃しなく! CUT9月号は、8月19日(木)発売です。(山下茜)
CUT9月号は現在以下にて購入可能です。