7月スタートのドラマ『警部補ダイマジン』で主人公・台場陣を務める生田さん。子役デビューから25年以上のキャリアを積んだ今、このドラマで挑む役者としての新境地とは? また、本作は『土竜の唄』シリーズ以来となる三池崇史監督との再タッグということで、三池作品への思いなども語っていただきました。
以下、本編から一部抜粋してご紹介します。
今回は撮っている最中に、映画とドラマの違いをさほど感じずにやれたんです。なにしろ三池監督ですし、今回はいつもの三池組のメンバーで、『土竜の唄』のスタッフが集まっていた現場なので。途中で、今何を撮っているのかわからなくなる感じもあって(笑)。これ、ドラマ撮ってるんだよね?って(笑)。ドラマか映画かを意識しない、それだけ挑戦的で、面白いものが撮れているっていう確信を毎日感じながら撮影していました
たぶん、これは僕にとって初めてだと思うんですけど――台場陣は明確に「おじさん」の役なんですよ。事件に巻き込まれた子どもに「こういうおじさんがいた」と言われたり、平安に「台場さんはもう40のおじさんですけど、敬語使わなくていいですよ」と言われたりする……考えてみたら、僕は「おじさん」を演じるの初めてだよなって。一歩、新しい領域に足を踏み入れた気分です。子どもの頃からいろいろな役を演じてきて、ついに「おじさん」を演じている……なんだかロマンを感じましたね(笑)
ちなみに、今回の撮り下ろしフォトセッションは「自然体な生田さんを映したいので、ちょっとふざけてもOKです!」とお伝えして撮影しました。遊び心を交えた自然体な生田さんをたっぷりとお届けしています! 生田さん考案ポーズも……? こちらはぜひ本誌でご確認を!来週、6月19日発売です!(阿部文香)
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