昨日発売のCUT11月号で、アニメ『葬送のフリーレン』特集をお送りしています!
勇者一行によって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を倒した魔法使い・フリーレンとフリーレンが新たに出会う人々との旅路が描かれる『葬送のフリーレン』。本特集では、そんな本作に声や音楽でさらなる彩りを与えてくれたキャスト/アーティストの皆さんにご登場いただきました!
ここでは、フリーレン役・種﨑敦美さん、フェルン役・市ノ瀬加那さん、シュタルク役・小林千晃さん、ヒンメル役・岡本信彦さんの4人座談会の様子を一部抜粋して紹介します。
フリーレンは千年という長い年月生きているエルフなのに、普通に生きている人間と同じような感情を持ったり言動をしたりするんですよね。そういう普通なところが、エルフとしては普通じゃないという。(中略)だから、芯さえブレなければ千年も生きてるんだからいろんな日があっていいかなと思いながらやっています(種﨑)
僕のヒンメルができあがったのは、種﨑さんのフリーレンはじめパーティーのみんなのおかげだと思います。ヒンメルはなかなかつかみきれなくて。かっこいいのにかっこ悪かったり、優しいけどある時ブチ切れたり、勇者だけど勇者らしくなかったり……あらゆる矛盾を抱えたキャラクターなんですよね(岡本)
演じていて、私自身フリーレンとフェルンのやり取りがすごく好きでした。気を遣う部分はちゃんとありながら、素もしっかり出している按配が可愛らしいなって。フリーレンに対してチクチク小言を言うところに、フェルンの等身大の女の子らしさを感じます。やっていることは、フリーレンのお母さんのような、マネージャーのような(笑)(市ノ瀬)
シュタルクは、他人から彼への評価に比べて、自己評価がすごく低い子なんですよね。だから、自信家に見えちゃいけないけどちゃんと実力があって、イケメンに見えちゃいけないけどやる時はやる。意識しないところでかっこよさが出たらいいなと思いました。滲め!みたいな(笑)(小林)
他にも、アフレコ時のエピソードや、役作りでこだわった点、苦労した点など幅広くたっぷりお話を伺っています。「作中で出会うことがないからここでたくさん喋らないと!」と4人とも意気込んでくださり、終始和やかな取材となりました。ブログではそんなメンバーのオフショットをお届けしていますが、誌面には撮り下ろしカットも掲載していますので、インタビューの全文とあわせてチェックしてみてください。
『葬送のフリーレン』の放送も見ながら、ぜひCUTも繰り返し楽しんでいただけると嬉しいです!(山下茜)
CUT11月号は現在以下よりご購入可能です。