いつも書いているけど、2誌同時の校了ラッシュはまだまだ続く。正直、かなり疲れがたまってきました。
でも、ギターを構えた福山雅治の静かなる闘志が感じられるCUTの表紙、浅草ではしゃぐ宮崎あおいと木村カエラの新たに芽生えた友情がうかがえるHの表紙を、交互に完成していくプロセスにはワクワクさせられます。両方とも近々このブログで発表するので、もうしばらくお待ちください!
さて、そんな怒涛の校了作業の中、自分の糧となっているのがマサチューセッツ州出身のPassion Pitのデビュー・アルバムの『Manners』。ここ数年の東海岸のエレクトロでダンスなサウンドを踏襲しているけど、一連のNYバンドとは違い、そのサウンドに閉塞感は一切なく、透明感溢れた彼らのポップなグルーヴが、すさんだハート&マインドを癒してくれる。特にR&Bな2曲目、"Little Secrets"が好き。(内田亮)