当たり前のことなんだろうけど、ここ最近、弊社のブログの大半を占めているのがビートルズ・ネタ。デジタル・リマスター、ボックス・セット、自分も欲しい。欲しい。
今日は久しぶりにヤクルト・スワローズ戦の中継を普通にBSでやってたので家で観戦。中日戦でした。自分は正直、中日が苦手です。恐らく巨人より苦手です。その中でも特に井端という選手が苦手です。なんだかジャパニーズ・ベースボールの向こう見ずな神風アティチュードを象徴するような選手だと勝手に思い込んでいたからです。つまらないやつと思ってました。
でもだ。
彼の入場曲は、ビートルズの“ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス”なのです。これって有名なことなのかもしれないけど、初めて知りました。度肝、抜かされました。だって、野球選手の入場曲の大半って、最近だとイケイケのR&Bとかヒップホップ(和製のものも最近多し)、もしくは流行のJ-POPSが大半(マジでGReeeeNとか使っているベタな若手が多すぎです)。ロックを使っている人もたまにいるけど、リンキン・パークだったりメロコアだったりする(ちなみにスワローズの福地選手はドゥービー・ブラザーズ。いかす)。
ビートルズほどの定番でイチイチ驚くのはどうかと思うけど、でも、なぜこの曲?
なんだか打席に立つ前に感傷に浸って盛り上がらないような。ビートルズだって軽快なノリノリ・トラックはいっぱいあるはずなのに。これほど名古屋ドームのグラウンドに合わない曲もなかなかないな、と驚きながら、正直、彼に対する新たなるリスペクトが芽生えました。しかもあの泣きメロから、普通の応援に入る感じも違和感バリバリでまたヨイ。4打席2安打(しかも両方とも中日の得点に繋がる)という成績はいただけませんでしたが。
それにしてもレノン/マッカートニーでなく、大事な場面でハリソンの曲を選ぶ人はなんなんでしょうか? うちの社長しかり。
ということで、ぜんぜんタイムリーじゃないビートルズ・ネタでした。
ちなみにスワローズはエース館山を中4日でつぎ込むという無謀な策に出たにもかかわらず大敗。泥沼7連敗も悲しいけど、阪神が勝ったため、前半ではありえないと思っていた4位に転落。しかも、いつ5位になってもおかしくない状態。明日、会社で機嫌が悪いようでしたら、つまりそういうことです。(内田亮)