『あまちゃん』第8週&第9週を振り返る

『あまちゃん』第8週&第9週を振り返る

NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』、第8週「おら、ドキドキがとまんねぇ」第9週「おらの大失恋」が終わりました。
というか、これまで毎週振り返りブログを書いていたのに1週サボっただろう、というツッコミが聞こえてきそうですが、そうではありません。
この2週は、『あまちゃん』というドラマにおいてあまりにも重要過ぎて、そして一『あまちゃん』ファンとして胸いっぱい過ぎて途中でレビューを挟めなかったというのが正直なところなのです。

アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)が「潮騒のメモリーズ」として北三陸鉄道のお座敷列車でファンイベントをやることになり、そのイベントの日はアキの好きな種市先輩(福士蒼汰)が上京してしまう日でもあるのですが、その日を迎えるまでの間にアキ、ユイ、種市先輩の間に一筋縄ではいかないゴタゴタが起こり、その顛末までがこの2週間で描かれました。
どんなゴタゴタが起こり、どんな顛末になったのかはここには書きませんが、なぜそれが『あまちゃん』というドラマにおいて重要だったのかと言うと、母親の春子(小泉今日子)曰く「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もないパッとしない子」だったアキが、そのゴタゴタを通して「人の考えていることを理解すること、人に自分が考えていることを伝えること」を学んだからです。
そんなこんなを踏まえて「お座敷列車」のシーンを観ると……いやー、もう胸がいっぱいです。

ちなみに、いろいろなところでニュースになっていますが岩手県の三陸鉄道に「お座敷列車」は以前から実際にあって、昨日から今年の夏の運転がスタート。
『あまちゃん』を再現して海女さんの格好をしたガイドさんが予約制で販売しているうに丼を配布しているそうです。(古河)
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする