フォスター・ザ・ピープルは、進化しないポップとロックに意味はないことを教えてくれる

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フォスター・ザ・ピープル帰還!

フォスターの新EP聴きましたか? いつも以上に新境地でおののいているのだが、たぶんそれこそが彼らが一番やりたいこと。

”Pumped Up Kicks"とファースト・アルバムからのキラー・チューンの数々で「ポップ」の概念を塗り替え、セカンド『Supermodel』では、批判も含めた、世の中への鋭い目線を全開にしたマーク・フォスター。そんな彼が今向き合っているのは、メインストリームのポップ・ミュージックがどんどん洗練され重要なメッセージを発信している音楽シーンのなかで何をすべきか?ということなのだと思う。それを考えたら、踊れるだけのポップ・ソングを作る意味もないし、進化しなければ生き残れない。

これまで以上にヒップホップの影響を色濃く感じさせる”Pay The Man”にしても、アリーナスケールで駆け抜ける”Doing It for the Money”にしても、一番既定路線っぽいと言える”S.H.C.”にしても、ポップ・ミュージックが本質的に持っている不気味さと真正面から向き合った最高の仕上がりだと思う。

とか言いつつ、低音から高音まで、新しい楽曲でマークの声が聴けるのが単純に嬉しい!

サード・アルバムはこの夏とのこと!

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