ミュージシャンと専門誌

ミュージシャンと専門誌

前回の続きっちゃあ続き。

この「日経Kids+」の曽我部のように、
「意外な雑誌にミュージシャンが出ていてびっくり」っていうの、
以前にもなんかあったっけ。
と、考えてみた。

例えば、ストリート・ファッション誌に、KjやTOSHI-LOWが出ているのはダメ。
意外でもなんでもないので。

そういえば、昔、「Mr.Bike」というバイク雑誌に、
ギターウルフのセイジさんや現ザ・バースディのキュウちゃんなど、
バイクに乗るミュージシャンがよく出ていたけど、それも同じ理由でダメ。
自然な上に、かっこいいので。
(余談ですが、編集部でそれらをブッキングしてたの、私の友人です。
ずいぶん前に辞めちゃいましたが)

同じく、カー雑誌や自転車雑誌もダメだ。
サッカー雑誌や、格闘技雑誌もダメ。

民生、あるいは吉井あたりが、「Basser」とかあのへんの、
ルアーフィッシング雑誌に出ているのもダメ。
何の驚きもないし、イメージよくて笑えない。

ただ、同じ釣りでも、「つり丸」とか「つり情報」とかの、
いわゆる船釣り系の雑誌なら、ちょっとありかも。
船の上、釣り上げたでっかいマダイを掲げて
満面の笑みのホルモンのダイスケはんとか、見たいでしょ。

と思って、今、「つり丸」の公式サイトを見てみた。
笑顔でリールを巻く照英が表紙を飾っていた。
あと一歩だ。
何がだ。

あ。前に、パチンコだかパチスロだかの雑誌で、
「サンボとホルモンがツアー先で一緒に打つ」
みたいなグラビア企画をやっていたのは、なかなかいい線いっていた。
しかし、見てみたら、どっちのバンドも「あまりにも自然すぎ」な結果になっていた。
惜しい。


と、ぐだぐだ書きながら自分の記憶を総ざらえしたところ、
このたびの曽我部にもっとも迫っていたのは、

2年くらい前、dancyuを買ったら、中ページで
ホフディランの雄飛くんがカレーを作っていた

という一件でした。


しかし、確か10年以上前の段階で
既に、鉄道雑誌に堂々と連載していた
くるり岸田って、先駆者というか、偉大だったんだなあと思う。
まだ「鉄」という言葉もなく、鉄道オタクが市民権を
得るはるか前の時代の話です。
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