宮嵜ブログとニュースでもアップされている通り、
ロニー・ジェイムズ・ディオが胃ガンで亡くなった。
享年67歳。
70年代~80年代のハードロック/へヴィ・メタルの、
代表的なボーカリストのひとりで、オジー・オズボーンの
後釜として加入したブラック・サバスと、
自身のバンドとして結成したDioが、よく知られている。
僕が最初に知ったのは、その2バンドの間の時期に参加し、
アルバム3枚を出したのち脱退した、レインボーのボーカリストとして、でした。
写真がそれ。レインボーの3rdアルバム、『Long Live Rock'n' Roll』。
という原題は、1曲目のタイトルそのままなんだけど、
当時、邦題は、4曲目“Gates of Babylon”からとって、
確か『バビロンの城門(と書いてアーチと読む)』とか、
そんなのだった記憶がある。
1978年の作品だけど、僕が聴いたのはその3年後くらいでした。
キンキンのハイトーン。すさまじい声量。
で、絶対に音程を外さない、ピッチが異様に良い歌い方。
などなど、「これが正しいヘヴィ・メタルのボーカリスト」という道の、
どまんなか中のどまんなかを行く存在。
そういうイメージでした。
80年代のメタル大ブームの衝撃で初めて楽器を持った、
元バンド小僧・現おっさんの多くが、この人が歌った曲のコピーを、
一度はしたことがあると思う。
僕も、レインボーとDioは、やったことがあります。
前者は、このアルバムのタイトル・チューンと5曲目など数曲、
後者は、1stアルバムの“STAND UP AND SHOUT”。
ご冥福をお祈りします。