一昨日と昨日と今日のライヴの話

一昨日と昨日と今日のライヴの話

写真は今日の新木場スタジオコースト。


今週後半、私、

7日(水)東京事変@国際フォーラム
8日(木)くるり@新木場スタジオコースト
9日(金)ART-SCHOOL@新木場スタジオコースト

と、3日連続ライヴでした。
SIGHT1 冊と単行本1冊を同時に校了した週に、いったい何をやっているのか、
と思いますが、このメンツなんだからしょうがない、と、自分を納得させました。

で。水曜と木曜、それぞれに、気になったり、気に入ったりしたんだけど、
ライヴレポとかに書くのもちょっと、みたいなポイントがありました。
なので、ここで書きます。

まず東京事変。観て、「ああっ! すげえ!」と改めて痛感したこと。

ドラムって普通、スティックを上から下へ振り下ろして叩くものですが、
って書くまでもなく、そんなのあったりまえなことですが、
刄田綴色、時々、下から上へ「振り上げて」叩くのです。

あの、キックが四つ打ちで裏にハイハットが入る、
よく「♪ドンチー、ドンチー」と形容されるやつの「チー」の部分、
つまりハイハットを叩く時。
上から振り下ろして「チー」、次はそのまま下から振り上げて
「チー」と鳴らすのです。
で、それをくり返すのです。

あれ、めちゃめちゃかっこいい。というか、斬新。
あんな叩き方をする人、ほかに見たことがありません。
海外とかにはいるんだろうか。
高校生の頃の自分が見たら、その夜、興奮して寝つけないと思う。
で、次の日、そっこーで真似すると思う。
でも、全然うまくできなくて、落ち込むと思う。


そして、8日(木)くるりは、トランペット&キーボード&歌の、
ファンファンについてです。
「東京」のイントロなど、「ここぞ!」ってところで集中して
トランペットを吹く時、ファンファン、

正面を向いて仁王立ち

に、なるのです。

これぞ仁王立ち! というか、
仁王立ちというのはこういう形のことを言います! というか、
世界はそれを仁王立ちと呼ぶんだぜ(byサンボマスター)というか、
とにかくそのような、どこに出しても恥ずかしくない、
まさにキング・オブ・キングな、いやファンファン、女性だから
クイーン・オブ・クイーンか、ほんと、堂々たる姿なのです。

トランペットの角度。腕のフォルム。広めな足のスタンス。
もう、いちいちパーフェクト。
「ああ、これ、いい音出ないわけないわあ」と、見ただけでわかる。
というか、あれが一番いい音が出る形だから、
そうなるのだと思う。
で、実際に、いい音が出ている、という。
満喫しました。


というようなこと、なんかないか、ART-SCHOOLにも。
宇野剛史&鈴木浩之の最後のワンマンだからって、
そっちにひっぱられるばかりではダメだ(なんでよ)、
ひとつはなんかそういうの、見つけなきゃ。
ということも頭をよぎりつつ、観ていたのですが、
特に、ありませんでした。
まあ、なくて当然なんだけど。基本、オーソドックスな
ギター・バンドだし、スタイルとしては。
で、そんなこと、昔っから知ってるし。

と、思い直していたところ、本編のラストで、ひとつ、ありました。
23曲目、「FADE TO BLACK」を演奏し終え、ノイズが鳴る中、
ギターを下ろし、フロアへ飛び込んだ木下理樹。

理樹のダイヴって、飛んでない。
前に向かって、「転んでる」もしくは「落っこている」に近い。

つまり、「DIVE」ではなく「FALL」である、ということです。

あんなメモリアルなライヴを観て、いったい何を書いているのか。
ちゃんとしたことは、これからライヴレポに書きます。
明日アップです。
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