昨日は幕張メッセで、ゆずのライヴへ。5月末から始まった全国アリーナツアーの追加公演で、トータルでいうと27公演目。

関東圏だけでも、同じツアー内で、なんと
さいたまスーパーアリーナが2回。横浜アリーナが5回。代々木第一体育館が2回。幕張メッセが2回。というスケールのオーディエンスを難なく集めてしまうのが今のゆずだ。

でも、ライヴを観れば、「難なく」なんてことはぜんっぜんないということがわかる。本公演とはかなり曲目を変えたセットリスト、予想を超える驚きを仕込んだ演出、そして全身全霊のパフォーマンス。その全てが、「誰でも」「最高に」楽しめる3時間弱のエンターテインメントに結実している。これは本当にすごい。

『LAND』のツアーの時も痛感したけど、今のゆずほど、音源のポップさに注ぎ込まれたクオリティの高さと、ライヴを楽しむことの敷居の低さを、強烈な意思をもって同時に実現しているバンドはいません。まだツアーは続くのでネタバレは書きませんが…素晴らしかった！（松村）