andymoriの武道館でのラストライブから約一ヶ月半。
小山田壮平の弾き語りライブを立川BABELで観た。
大学時代の友人である小林 唯がフロントマンを務めるmarebitoの企画。
andymoriのTシャツを着たお客さんも目に入る中、ふらりと登場した小山田。
「よく行く井の頭公園で作った曲」として“路上のフォークシンガー”、そして「ポスティングのバイトをしていた時期に作った曲」として紹介された“ベンガルトラとウィスキー”には一際大きな歓声が上がった。
親がよく聴いていたという笠木透の“私に人生といえるものがあるなら”のカバー、marebitoの小林を招き、ともに通ったキャンパスの話を楽屋ノリ満載でした後に歌った中島みゆきの“悪女”のカバー。
最近作ったという新曲、ラストはandymoriの“1984”。
全9曲、約30分のライブ。
とても楽しそうでとても自然だった。
日々息を吸うように曲を生み出し続けている小山田にとって、ソロの曲とandymoriの曲と、その曲が生まれる動機自体にはあまり差はないのだろう。
美しく透明なメロディと歌詞はやはり天才的だ。
圧倒的な普遍性が宿っている。
写真はライブ後に撮った写真。
晴れ晴れしいムードで調子が良さそうだった。
色々と考えているようで、これからの活動が楽しみ。
発売中の『ロッキング・オン・ジャパン』12月号にandymoriの武道館ライブ特集が掲載されています。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/112277
(小松)