ACIDMAN、セカンドライン&アコースティックライブと今年初のロックライブを観た

ACIDMAN、セカンドライン&アコースティックライブと今年初のロックライブを観た
セカンドライン&アコースティックアルバム第2弾リリースに伴ってツアーを行なってきたACIDMAN。
追加公演のNHKホールは、通常のバンドライブもあるというスペシャル二部構成。
「ACIDMAN LIVE Extra Show “Second line & Acoustic & Rock”」と銘打たれている。

一部では、通常公演と同じく“リピート”でホリエアツシが登場。
最初大木が「今日はホリエ君は来ない」ということを伝え演奏が始まったのだが、途中で「ホリエ君がいないと歌えない。震えちゃう」というようなことを言い始め、ホリエが現れるという小芝居が。
鍵盤とコーラスで参加。
みんながみんなうっとりと聴き入っていた。
アルバム『Second line & Acoustic collection II』は、かなり大胆なアプローチで、ACIDMANの可能性を大きく広げた作品だが、ライブも1曲ごとに驚きがあった。
これは今後とも是非続けて欲しい。

そして、2部。
通常のバンドライブは、今年初。
ということで、気合い入りまくりの3人は、最初から“World Symphony”“アイソトープ”と飛ばしまくり。
終盤の“造花が笑う”“Stay in my hand”“ある証明”の流れは容赦なかった。

本編最後に大木は熊本の地震に触れ、「東日本大震災の時、翌日に福岡でのライブを強行した。世界が終わる歌を歌ってるんだから、絶対やらなきゃと思った」というようなことを言って“世界が終わる夜”を。
こういう時のACIDMANの曲はいつも以上に刺さる。

5月4日はJAPAN JAM BEACHに出演。
http://japanjam.jp/
ホリエとのコラボレーションも、そもそもはJAPAN JAM 2010でのセッションをきっかけにしたものであり、JAPAN JAMでのACIDMANのライブというのは、特に期待が高まる。(小松)
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