THE BAWDIESの全国ツアー、東京公演をNHKホールで観た。
アルバム『NEW』を引っさげてのツアーだが、事前に予告されていたとおり、今日は映像とのコラボによるスペシャルステージ。
もうこれが、半端なかった。
THE BAWDIESといえば、心を裸にして全身で楽しむロックンロールだが、
時にサイケデリックに、時にコミカルに、イメージもタイミングもビッタシはまった映像(あれ、一体どうやってるんだろうと何度も思った)が、楽曲と渾然一体となって、どんどん心のタガをはずしてくれるのがわかった。
心憎い演出も随所にちりばめられていて、メンバーも言っていたとおり、映像監督・草野翔吾に、「天才!」という言葉を贈りたくなる素晴らしさでした。
ただ、映像ではなく、あくまでもTHE BAWDIESのロックンロールが主役になっていたのはもちろんこと。
4人の鳴らすビートは年々円熟してきているけれど、まだまだ新鮮さや衝動もこぼれてくる。
これから先も楽しみになる、いいライブだった。(塚原)
THE BAWDIESと映像のコラボ、解放感が半端ない!
2017.05.21 21:35