昨年、結成20周年イヤーを終え、21年目を邁進するACIDMAN。
その21年間、彼らが扱ってきたテーマは全く変わっていない。
光、時間、命、生と死、宇宙――目に見えないものについて、音楽として表現してきた。
ツアータイトルになっている、昨年のアルバム『Λ』は、そのテーマにより深く踏み込んだ、まさに集大成のようなアルバムであったが、壮大な音楽世界をライブで目の当たりにし、やはり圧倒された。
そして、それがたった3人だけで表現されていることが本当に凄まじい。
逆に、たった3人で描いているからこそ、目に見えないもの、壮大なテーマが身近に感じられ、より理解しやすくなる。
だから、大きな感動につながるのだとも思う。
20年で一貫して培ってきたこの説得力は、彼ら以外持てない、非常に強力なものだと感じた。
ライブの終盤ではファン投票によってセットリストが決まるツアー「ANTHOLOGY」の第2弾の開催も発表。
きっとそこでも、大きな感動が待っているのだと思う。(荒木)
ACIDMANツアーファイナル、自身6度目の武道館公演を観た!
2018.07.14 10:04