ヤバイTシャツ屋さん、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018出演2日前の話

ヤバイTシャツ屋さん、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018出演2日前の話
ヤバイTシャツ屋さん、新しいシングル『とってもうれしいたけ』のインタビューをしました。発売中のROCKIN’ON JAPAN10月号に掲載です。

そのインタビューの中でも触れていますが、取材を行ったのは8月10日金曜日、ヤバイTシャツ屋さんがROCK IN JAPAN FESTIVALのGRASS STAGEに初めて立つ2日前でした。
で、これもインタビューの中で触れていますが、一昨年=初出演でWING TENT、昨年=2回目でLAKE STAGE、そして今年GRASS STAGE、という事実に対して、3人は、というか特にこやまたくやは「早すぎません?」「大抜擢すぎません?」と何度も不安の言葉を口にしておられました。そのたびに、「嬉しいんですよ? 嬉しいんですけど……」という前置きを付けながら。
正直、そこまでか! と、意外でした。繊細なんだけどいざという時は妙にクソ度胸ある人たち、という印象を持っていたもんで。

で、当日。朝、GRASS STAGEの裏でこやまたくやとすれ違ったので、「おはようございます。楽しみにしてますね」と、あいさつしたら、「あ、はい、おはようございます……」と、暗い笑顔で返されました。ひと目で緊張がわかる状態。
しかし。GRASS STAGEをみっちみちに埋めた参加者が待つ中、出番の13時のちょっと前にステージに上がって、おなじみの「サウンドチェックという名のショー」をくり広げて本番前にしてすでに参加者をがっちりつかんでからは、もう完全にヤバTのペース。数万人を熱狂の渦に叩き込む、どこからどう見ても大勝利なパフォーマンスだった。こやまたくや、演奏しながら思わず「楽しい!」と口にするほど。
で、”サークルバンドに光を”をやる前には、「いちばんでっかいフェスの、いちばんでっかいステージに、サークルバンドが立ってます!
バンドやっててよかったです!」と絶叫。相当にグッとくる光景でした。(兵庫慎司)
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