11月14日に1st アルバム『Montage』をリリースしたばかりのLenny code fictionのライブを観た。
デビューから2年。念願の1stアルバム完成までやっと辿り着いたというメンバー4人の喜びや充実感で満ちた、熱いライブだった。ライブ中、この2年間を噛み締めながら、湧き上がる感情をストレートに観客へ向ける片桐(Vo・G)の言葉からも、内に秘めた反骨精神や、泥臭く真っ直ぐな思いを感じて胸が熱くなった。一見、華やかでクールな印象の彼らだが、そんな熱い一面を持っているというギャップこそ、Lenny code fictionというバンドの魅力なのだろう。
今作に収録されている楽曲は、どれもシングルで出してもおかしくないようなスケールの大きい楽曲ばかりなだけに、ライブハウスでは狭いとすら感じてしまった。壮大な王道ロックを泥臭く鳴らすこの4人を、いつかもっと大きな場所で観られることを心待ちにしたい。
ツアーはまだまだ続く。今日のライブの最後に、ツアーファイナルとして渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブが発表された。この『Montage』ツアーを経て、さらに一層強くなった『Montage』の楽曲たちと4人を観られるのを楽しみにしている。(前田)
念願の1st アルバムをリリースした、Lenny code fictionのライブを観た!
2018.11.15 23:42