BE:FIRSTに二度目のインタビュー。ここから連続インタビュー企画を始めます。まず、今回思ったことを書いてみます

BE:FIRSTに二度目のインタビュー。ここから連続インタビュー企画を始めます。まず、今回思ったことを書いてみます
二度目のインタビューをさせてもらった。
前回のインタビューから4ヶ月。
この期間を「たった4ヶ月」ととらえるか、「いうても4ヶ月」ととらえるかは人それぞれだが、僕が彼らと話して感じたのは、「ちゃんと4ヶ月」を過ごしてきたんだなということだった。
7人は、ちゃんと4ヶ月分だけ、成長し、かっこよくなり、確信を深め、変化しながら、しかし、その空気感をさらに純化させながら、僕の前に現れてくれた。
こうして出会う様々な人を受け入れ、受け入れてもらいながら、素直に愛される7人になっていく――。
そんな「能力」というものがあるのだとしたら、7人はその力を存分に発揮しながら、一人ひとりとの出会いをちゃんと、大切に思いながら、愛し、愛されてきたんだろう。
なんていうか、そもそも素直に僕に向き合ってくれていた7人が、もっと素直になってくれたし、さらに素直になってくれようとしている。そんな印象を受けた。
言うまでもなく、最高の7人は、この日もやっぱり最高だった。素直に生きている人はとても眩しいものなのだ。

でも、インタビューでは苦悩や悩みが語られることになった。
そして、そういった壁を越えて手にした、もしかしたらまだ小さいかもしれないけれど、とても確かな実感が語られることになった。
彼らはこの4ヶ月、多くのことに向き合い、多くの場所で愛し、愛されようと努力をしながら、そうすることで自分たちの空気感を浄化させながら、日々を過ごしてきたんだろうなと思った。
実直に過ごしてきた、とてもBE:FIRSTらしい日々について、7人は軽やかに話してくれた。なんだか、僕はとても安心してしまった。

「自分」を知り、愛せるようになることとはつまり、「相手」や「他の6人」のことをさらに知り、愛せるようになっていく過程とイコールであることを、この7人はちゃんと知っている。
そして、その幸福な認識を、彼らはちゃんと、それぞれに無言の努力を重ね続けることで、あるいは、その努力をお互いに認め合っていくその関係性において深めている。
そんなふうに、彼らがちゃんと過ごしてきた日々の話を訊くのは、本当に楽しい。
楽しいし、尊いと思うし、7人が7人の本質を自分たちで認識していく姿を見ていられるのがとても嬉しい。

今回のインタビューから、BE:FIRSTの連続インタビュー企画を始めようと思う。
今回はファーストアルバム『BE:1』に至る日々を7人全員で語ってもらったが、次号からはソロで登場してもらい、「なぜあなたは、今のあなたになったのか?」――もっと言うなら、「君がBE:FIRSTになることが必然だったのだとして。その必然はいつ、どんなきっかけで生まれたんだろう」。
そんな問いをめぐって、二人でじっくりと考えながら、会話を重ねていきたいと思う。

ひとまずは今回の号の完成を楽しみに待っていてほしいです。8月30日発売のJAPAN10月号です。よろしくお願いします。(小栁大輔)

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