僕は初日に、今年もほとんど客席エリア側にいてたっぷり楽しませてもらった。
ひとつひとつのアクトにフォーリミのメンバーが出演オファーするところからのストーリーがあって、それぞれのパフォーマンスにもMCにもバンドマンが作るフェスに出ているからこその鋭さとユーモアと熱さが生の状態で溢れていて、それがバトンを渡すように繋がっていく。
友情に裏打ちされつつもバンドマンらしい駆け引きみたいなものも見れて、そこも含めて美しい。
もちろん最後は全部のストーリーを背負って、04 Limited Sazabysがライブで答えを出す！
フォーリミのメンバーは全部のステージで起きてることをちゃんと観てるのだけど、お客さんも同じように全部のステージを観れていて、バックステージと客席の温度差がほとんどないのもいい。
バンドマンが作るフェスの「今」を観た気がした。（古河晋）