振り向きながら、挫けながら、reGretGirlは失われた日常を美しく心に刻む

振り向きながら、挫けながら、reGretGirlは失われた日常を美しく心に刻む
昭和女子大学 人見記念講堂での初ホールワンマンを観た。
失われた愛や、取り戻せない瞬間といった恋愛における痛みを描写させたらreGretGirlの右に出る者はいない。彼らが紡ぎ出す音楽は、過ぎた日々への未練を描きつつも、その喪失感を抱えたまま前に進んでいく強さがある。ホールライブならではの映像演出も相まってreGretGirlの曲の世界に没入できる素晴らしいライブだった。

過去を振り返らず、失うことを恐れないことが強さではない。感情を抑え込む美徳なんかに囚われる必要もない。泣いても良い。挫けても良い。あなたが感じている痛みや未練は、あなたが本当に生きている証なのだから。(古閑英揮)
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