昨日、SISTER JETの地元である福生UZUで、andymoriとの対バンライヴが行われた。
UZUは米軍基地のすぐ近くにある34周年を迎える老舗ライヴミュージックバー。ストリート・スライダースやJ(S)Wも生まれた場所で、JETは3年くらい前に月イチで出ていたという。
当時はライヴの開始時間は決まってなくてお客さんがひとり来たら始めようということで9時過ぎにようやくライヴが始まったり、ベースのサカベがバンド同士の喧嘩を止めようとして殴られ目の周りにアザを作ったり、そのバンドにいたのが元村八分の山口冨士夫だったり、なんか青春映画みたいな話である。
いつもテンションの高いメンバーは、さらにハイテンションで、新曲や昔の曲をやったり、初期キュアーの名曲“ボーイズ・ドント・クライ”に日本語詞をつけて歌ったり、やりたい放題の楽しいライヴだったが、アンコールのチャック・ベリーで彼らのルーツが丸裸になった。サカベの蝶ネクタイとか、酔っ払った客を楽しませようとするエンターテイメント精神とか、独特のグルーヴ感とか。この場所を、彼らは「アメリカに一番近いライヴハウス」と言った。
そして、andymoriも不思議なほどこの場所が似合っていた。あとで聞いたところによるとドラムの後藤は、ミッチ・ミッチェルが好きなのだそうだ。なるほどなあ、となんとなく納得。でもって“1984”という新曲がよかった。名曲の予感。1984というとジョージ・オーウェルのSF小説とか、それをモチーフにしたデヴィッド・ボウイの歌とかを思い出してしまうが、そんな怖い曲じゃなく、自分の生まれた年についての歌だそうです。(井上)