藍坊主、毎年恒例の年末ワンマン@赤坂ブリッツ。
いきなりスケールのでっかい新曲から始まってびっくりした。途中も、1月にリリースされるシングル『伝言』を筆頭に新曲を何曲かやり、そうかと思えば原点の懐かしい曲もあったり。過去と未来が交差するライヴだった。《北斗七星 輝く夜 僕は独りタバコを吸って》みたいな“セブンスター”の青い孤独と、“マザー”の慈愛が、同じ空間で鳴らされるのが、今の藍坊主のライヴの懐の広さだと思う。 新曲を聴いた印象は、思索の季節を経て、また一回りしてシンプルでおおらかなロックに感じ。次への期待が高まってくる。そして、フロアの熱さにはいつもながらびっくりする。
アンコールでは、なんとウルフルズの“バンザイ〜好きでよかった〜”を全員で熱唱。藍坊主の前身バンド、ザ・ブルーボーズはザ・ブルーハーツのコピーバンドだったのは有名だが、そもそもベースの藤森はウルフルズのコピーバンドを作りたくてメンバーを集めたのだそう。ということを開陳しながら、「どうしてもやりたかった」と言っていた。
写真は、赤坂ブリッツの横のスケートリンク。先日、ぽっかり空き時間ができたので田中(G)と渡辺(Dr)のふたりで滑ったそう。hozzyは横のスタバに座って4周くらいまで観届けて、飽きて帰ったそうです。(井上)