ストレイテナー、JAM リハ2

ストレイテナー、JAM リハ2

テナーのアコースティック・セッションのリハーサルは、
「うわあ、緊張しそう」
というひなっちの言葉から始まった。なのにその音は、豊かで伸びやかで鮮やかな音がいきなり広がっている。目の前に明るい緑と青空が広がり、鳥のさえずりすら聞こえてきそうだ。

あの、みんなが大好きな曲もアコースティックになって、まったく違う表情で、いつもと違う美しいたたずまいで現れる。びっくりするほど、カッコいい。

ホリエの楽曲の懐の深さ、いつもとはまったく違うシンペイの穏やかで温かなドラム、大山の繊細さが滲み出るアコギと歌声、ひなっちのベースからは彼の日常や素顔がこぼれ落ちるようだ。

テナーのアコースティック、すごくいい。
なんで今までやらなかったんだろう?

と、素直な感想を述べると、「でしょ?」とシンペイは自信満々だ。先日、東名阪で行われた限定ライヴも大好評だったという。

「このフェスに対してアーティストがどれくらい責任感じてるかっていう」
ACIDMANから戻ってきたばかりのホリエは言った。それは本当に色々なセッションから伝わってきて、ありだたくも、身が引き締まる思いだ。
そして、
絶対にいいフェスになる。
その確信はどんどん強まってくる。
(井上)
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