昨日のオザケン二日目@中野サンプラザ、今日になって思い返しても、なんか夢だったような気がする。
僕は残念ながら、かつての彼のツアーを生で観たことはない。でも、青春時代を振り返ったときに、彼ほど大切な存在と呼べるアーティストは他にいなかった。アルバム『LIFE』の時期をピークに爆発した、日常と世界を地続きに祝福する、あけすけなほどの肯定感。ポップミュージックとしての圧倒的な輝き。当時学生だった自分は、どれほどたくさんの気持ちを、彼と彼の曲に後押ししてもらったか、思い出すだけでくらくらする。
だから、彼の活動スタイルが徐々に変わって、どんどん遠い存在になっていったとき、自分の心の大事な部分まで、遠くに持ち去られた気持ちになっていた。ずーっと、なんか悔しいような気持ちが続いていた。
昨日のライヴは、そんな自分にとって最高の幸せだった。大好きだったオザケンが、自分の心の大事な部分を持って、ついに帰ってきてくれた。きっと、周りの観客もみんな、そういう気持ちだったんじゃないかと思う。
あの曲をあんなふうにやった!とか、こんなことを言った!とか言いたいことは山ほどある。ツアーはまだまだ続くので控えますが。ただし確実に言えるのは、どこの会場でもきっと最高のライヴが観られるということ。本人の声のコンディションがどうとか、人気の曲を結局やらないんじゃないかとか、そういう心配は全然いらないと思います。そのくらい、確信と手応えいっぱいの顔をしていました、オザケンは。(松村)