今年の夏、ドラムSHIHOの腱鞘炎治療のために、ツアーの中止を余儀なくされたステレオポニー。
約5ヵ月ぶりとなるライヴが日曜日、代官山UNITであった。
この日はメンバー全員が成人して一発目のライヴでもあり、終始会場全体はスペシャルな高揚感に包まれていた。
スリーピースであることを忘れてしまうくらいの、逞しいアンサンブルと、Vo.AIMIの意思のある歌声が真っ直ぐに伝わってくる、いいライヴだった。途中、サンタクロースの帽子を被ってクリスマスソングを歌う、キュートな一面も。
本編では12月8日にリリースされた新曲“小さな魔法”も披露。ライヴだとより一層際立つ開放的なドライヴ感が、これからのステレオポニーの勢いを表しているようだった。(中村)