昨日の夜は下北沢で、オワリカラ、HINTOと対バンしていたsleepy.abのライヴを観た。

彼らはこれが年明け一発目のライヴで、去年の最後は幕張のカウントダウン・ジャパンだったはずだから、自分はその両方を目撃したことになった。

昨日は45分くらいの短いステージだったけど、2月23日発売のニューアルバム『Mother Goose』からの新曲中心のセットリスト。で、これが明らかに新しかった。

ロックバンドとして、ポップさもヘヴィさも貪欲に受け入れていく今の彼らの、激しい一面を押し出したかつてないステージ。本当にこれは、嘘でもなんでもないんだけど、sleepy.abのライヴでお客さんがあんなに縦ノリしてるの、初めて見た。

2009年にメジャーデビューしてから、前向きな試行錯誤を繰り返してきた彼らのクリエイティビティが、とてもいい意味で実りつつある。『Mother Goose』はそういうアルバムになっている。

で、彼らはライヴが終わるとすぐ札幌に帰ってしまうのが常なので、翌日の今日、アルバムインタヴューをすることになった。フロントマンの成山に、たっぷり話を訊くつもりです。掲載はJAPAN4月号！（松村）