4ヶ月連続リリースの真っ只中に敢行された初の東名阪ホールツアー。そのファイナルである今日のTOKYO DOME CITY HALLは、未来に向かって突っ走るねごとの成長の途中経過報告といった感じ。ファイナルといっても「。」ではなく「、」を打つような、大きな達成感よりも、これからへの新たな決意表明を感じさせるような夜だった。
感動的だったのは、ホールとはいえそれほど大掛かりな演出はなく、4人が奏でる音だけで、充分にファンタジックかつドラマティックな空間を生み出していたこと!
"nameless"、"greatwall"といった直近のシングル曲はエレクトロ要素もある複雑なアンサンブルの曲だけど、ライヴ映えもバッチリ。
4人それぞれのスキルアップと、バンドとしての一体感がグッと増したことをしっかり証明してみせたと思う。
そしてラストに披露した、次のシングル曲"たしかなうた"はやっぱり名曲!
メロディが全体を引っ張る、新しいねごとのポップだ。
クリスマス前ということで、瑞紀がアコギ、小夜子がキーボード、佑がベース、幸子がハンドマイクで歌う形態で"ジングルベル"と"we wish a marry X'mas"を披露する楽しい場面も。4人のコーラス、きれいだった。
メンバーの伝えたい思いが大きすぎて、MCが前のめりすぎたりとっちらかったり……などパフォーマンス面はまだまだ課題がある。
だけど一年前に比べて、4人がしっかりとオーディエンスと向き合い、ポジティブにエナジーをぶつけている感じはすごく伝わってきた。
ということで、終演後のメンバーもご覧のとおり晴れやかな表情です。
JAPANも現在、ねごとの進化を追う4ヶ月連続ロングインタヴュー連載を実施中!
12月28日発売号ではシングル『たしかなうた』インタヴュー、1月30日発売号ではいよいよ2ndアルバム・インタヴューです。
そしてCOUNTDOWN JAPAN12/13には12月30日、COSMO STAGEのトリで出演!(福島)