Crossfaithのツアーファイナル。
俺たちに中途半端はねえぞ、というライヴ。
サウンドの一体化と磨き込み、デジタルとの同期と融合、その結果の快感。
メンバーそれぞれのパフォーマンスもひとりひとりがこの日に向けて万全の準備をしてきたことが痛いくらいにわかる、魂のこもったものだった。
なにしろKazukiの復帰となるライヴでもあった今日。
生涯一の場にしてみせる、しなくてはならないーーそんな5人の気迫が音の塊となり突き刺さってくる凄まじい時間だった。
最高だった。
僕はやはり、Crossfaithというバンドの地力とハートを、そして彼らがたくさんの物語を経験して生んだ『XENO』というアルバムを深く信用している。
何回でも観たいライヴだった。
みんな、お疲れさま。
今、別れ際に一言、Kazukiは「諦めなくてよかった」と話してくれた。
本当に嬉しかった。