菅田将暉のライブ、渋谷WWW X公演を観て

菅田将暉のライブ、渋谷WWW X公演を観て
スタンダードで普遍的なロックが、真正面からの全身全霊のヴォーカルによって届けられる。
言ってしまえばただそれだけのことが、これだけエモーショナルかつ、これだけ文学的な深みを持った音楽になる。
菅田将暉の歌は、菅田将暉という人間そのものだという説得力を持っている。

緊張感もあったし、まだまだ不慣れなところももちろんあったし、もっとよくなれると本人も話していたが、それでもひとつのロックライブとして足りないものは何もなかった。
まっすぐな演奏と歌、切実な言葉、全身を捧げてそこにいる歌い手。
それ以上に必要なものはない。その深度と眩しさにおいて、菅田将暉のライブはとても素晴らしいものだった。
何度か涙腺が震える感覚があった。

彼自身の、その時々の葛藤や迷いがダイレクトに書かれた曲を歌ったときのインパクトは特に印象に残っている。
菅田将暉の歌う理由とはこれなんだなと納得させられる、確かに強烈なものがあった。

3月にリリースされるアルバムもとてもいい。
JAPAN最新号では長いインタビューをさせてもらったので、ぜひ読んでみてほしい。
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