ほとんど初めてとなるライブで、100%のポテンシャルを見ることができた。
デビューにかける神聖な心持ちと才能のあり方が伝わってくるライブで、確かな未来が拓けていく想像がはっきりと浮かんだ。

鋭く澄んだハイトーンは無二の強さを持っているし、
ハイピッチなギターカッティングを推進力に勢いよく駆け出していくメロディもまたこのアーティストの個性になっている。
どちらもそれ自体が新しいというよりも、どちらもそれ自体の精度が相当に高い。
デビュータイミングでこれだけの確度と信念を感じさせてくれるアーティストはあまりに稀有だ。
自信を持って思い切り走っていってほしいと切に思う。

JAPANはこの半年くらい、ずっと真夜中でいいのに。の未来にベットしてきたが本当によかった。

“秒針を噛む”はすでにヒット曲だ。会場の空気を一気に変えるパワーをすでに持っていることに本当に驚いた。