『スター・ウォーズ』最終話となるエピソード9でレイア姫はCG出演か?の声にルーカス・フィルムが異例の声明
2017.01.14 14:30
先日、突然の訃報とともに壮大な銀河間戦争の世界に大きな喪失を生んでいる、レイア姫=キャリー・フィッシャーだが、2018年12月に公開が予定されている『スター・ウォーズ』エピソード8については、亡くなる前に撮了していたと言われているものの、本シリーズの最終話とされるエピソード9については、まだ手付かずの状態だった。
レイア姫の存在は、2015年に始まったこの新トリロジーにおいて最も重要な役柄のひとつでもあるのは言うまでもなく、しかも、今後、旧キャラクターのみならず新しい登場人物たちとの相関関係が本三部作のコアを形成すると目されているだけに、今回の死が物語の行く末と制作に大きな影を落としていた。
そこで多くのファンの間では、レイア姫が、エピソード9においては、デジタル処理によって創生されるのではないかという噂が立っていた。
というのも、昨年末に公開されたスピンオフ・シリーズ第1作『ローグ・ワン:スター・ウォーズ・ストーリー』において、エピソード4(1977年)に出演していたピーター・カッシング演じるターキン総督が、ガイ・ヘイリー演じる胴体に、CGIで生成されたピーター・カッシングの顔の部分を合体させて(ピーター・カッシングは1994年に亡くなっている)登場させたという実績があったから。
これらの噂に対して、ルーカス・フィルムは異例ともいえる声明を1月13日金曜日に発表し、エピソード9において、キャリー・フィッシャーをデジタル処理によって登場させるという可能性を退けている。
そうした理由としてその声明では「キャリー・フィッシャーは、過去も、今も、今後においても、ルーカス・フィルムの家族の一部であり続けることでしょう。彼女はわたしたちのプリンセスであり、わたしたちの将軍であり、もっと大事なことをいえば、友人だったのです。わたしたちは彼女を失ったことに依然として心を痛めています。わたしたちは彼女との思い出や、レイア姫としての遺産を大切にしていますし、彼女が『スター・ウォーズ』にもたらしてくれたものすべてを誇りにするよう努めていきます」と綴っている。
ディズニーの『スター・ウォーズ』公式サイトに掲載された声明のページはこちら。
http://www.starwars.com/news/a-statement-regarding-new-rumors