ロンドンはロイヤル・アルバート・ホールでの公演を間近に控え、
イギリス・ツアー中だったモリッシーが、
昨晩、ステージ上で倒れて救急車で搬送されたという。
ライブはまだ1曲目、このツアーの定番となっている「This Charming Man」を歌っている最中だった。
理由は呼吸困難、とのことで、現在は安定しているそうなのだが、
実はモリッシーは今年のワールド・ツアーを呼吸器系の病気でしばしばキャンセルしている。
最近のアルバムではかつてないほどボーカリゼーションの領域を広げるべくチャレンジしているモリッシーだが、
長期ツアーではハイノートにときどき無理がきているときもあるようで、
この呼吸器系のトラブルというのもちょっと常態化してきている感もある。
写真は、今週リリースされるBサイド・アルバム『SWORDS』。
このジャケが発表されたときに、ファンの間では「なんでこんなひ弱そうな写真にしたんだ」と不評だったのが、また皮肉だ。