きた〜!タランティーノ監督最新作”The Hateful Eight”の初予告編!
2015.08.13 15:52
脚本がリークしてしまったため、一度は「作らない!」と言っていたクエンティン・タランティーノの最新作”The Hateful Eight”が今年のクリスマスに無事公開が決まり、初の予告編が解禁となった。こちら。
http://bcove.me/ctjtk9an
エンターテイメント・ウィークリー誌に語ったところによると、8作目の長編となる今作は、構造だけ見ると初監督作『レザボア・ドッグス』を思わせるシンプルさなのだそう。
http://www.ew.com/article/2015/08/12/hateful-eight-trailer
「ひとつの部屋に人がたくさん集まっているんだけど、みんなお互いを信じることができない。それが目標だったわけじゃないんだけど、でも書き始めたら、ちょうどいい感じで、一周したなあと思ったんだ」とタランティーノ。
"The Hateful Eight”の8人を演じるのは、タランティーノ映画の常連も含めた
1. サミュエル L. ジャクソン
2. カート・ラッセル
3. ティム・ロス
4. ウォルトン・ゴギンズ
5. マイケル・マドセン
6. ブルース・ダーン
に今回彼の作品には初となる
7. ジェニファー・ジェイソン・リー
8. デミアン・ビチル
が出演。
また、チャニング・テイタムが出演するのも注目されている。
『レザボア・ドッグス』にも出演しているティム・ロスは今年のコミコンで、「僕にとっては彼は同じ人のままだけど、遊べるおもちゃをもっと手に入れたんだよね。だから、使えるものが増えた」。
「彼は監督をするために生まれてきた人で、それをやる才能が本当にある。今はできることがさらに広がって、だからものすごく楽しいよ」と語っている。
物語のあらすじは、南北戦争から6年、または8年、または12年後の雪に覆われたワイオミングが舞台。
そこを駅馬車が走る。乗客は、賞金稼ぎのジョン・ロス(ラッセル)と彼に捕らえられたデイジー・ドマージ(リー)。彼女を裁くために、ロスは自分が首つりの処刑をすることで有名なレッドロックという街へ向かっているのだ。
その途中に見知らぬ人物2人と遭遇する。
黒人の連合軍兵士で今は賞金稼ぎとなったマーキス・ウォーレン少佐(ジャクソン)と、連合軍を裏切り街の新しい保安官だと名乗るクリス・マニックス(ゴギンズ)。
しかし、吹雪で進めなくなった4人は、ミニーという雑貨屋に一時避難することに。
それで見知らぬ4人と出会う。
彼らは、ミニーが、母親のところへ行っている間に、店を見ているらしいが、どうも仲間という風でもない。
その4人とは、店を見ているボブ(ビチル)、レッドロックで死刑を執行するオズワルド・モブレイ(ロス)、カーボーイのジョー・ケイジ(マドセン)、南軍の将軍サンフォード・スミサーズ(ダーン)。
そして、吹雪があまりに酷くて、この8人は、レッドロックには辿り着けないかもしれないと気付くのだ……。
という物語。
現時点でその他分かっているのは、70mmで撮影されていて、アメリカではまず70mmでゴージャスに公開されるということ。音楽は、エンニオ・モリコーネが担当。前作でタランティーノと仕事して、「タランティーノとは二度と仕事したくない」と語っていたが、気持ちを変えてくれたよう。
真っ白な雪に、真っ赤な血。クリスマスの公開が楽しみすぎる。