フィオナ・アップル8年ぶりの新作。1回聴いた感想、大傑作。

  • フィオナ・アップル8年ぶりの新作。1回聴いた感想、大傑作。
  • フィオナ・アップル8年ぶりの新作。1回聴いた感想、大傑作。
  • フィオナ・アップル8年ぶりの新作。1回聴いた感想、大傑作。
  • フィオナ・アップル8年ぶりの新作。1回聴いた感想、大傑作。

フィオナ・アップル8年ぶりの新作『Fetch the Bolt Cutters』、聴きましたか?

もちろんストリーミングで全曲聴けるが、最初の3曲は以下の通り。




私は、8年も待ったのであまりに緊張してお腹が痛くなってなかなかすぐに聴けなかったけど、深呼吸をしてとうとう1回だけ聴いた。
今、感動で手が震えながらこれを書いているのだが、1回聴いての感想。
この作品は大傑作だ。

フィオナは、1997年にMTVアワーズで賞を授賞した時に、
「この世界はクソだ」と言った。
映像はこちら。今見てもカッコ良すぎる。


それから23年、今の世界は?相変わらずクソなのである。
それは誰の目にも明らかだと思う。
というか、より酷くなっていると言ったほういいだろう。

しかしフィオナは、少なくともこのアルバムで思い切り自由だ。
彼女は、こんなクソな世界において、そのアートによって自由をつかみ取る術を得たのだ。
このアルバムには、その彼女個人の相変わらずの葛藤と女性としての社会での闘いが描かれているが、そこから解放されるために彼女がつかみ取った自由のサウンドが鳴っている。どこかで聴いたことのあるサウンドが時々聴こえてくる。
しかしアルバム全体として彼女は、彼女にしか鳴らせない誰も予期できない、まったく新しい今のサウンドを作り上げている。

語りたいことはありすぎるが、とりあえず最初の感想。
これから落ち着いて何万回と聴いて、また書きたいと思う。皆さんも是非!

アナログ盤などの予約はこちら。
https://www.fionaapplestore.com/store
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする